ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

diary

一年

- しばらく風邪をこじらせいている。不思議な感覚。とは言っても一週間くらいだけれど。 季節の変わり目に風邪をひくなんてのは珍しくもなくて、でもそれがいつもと違う感じがしてしまうのは多分風邪をひいても困らない状況に自分が置かれているからなんだろ…

日記 ネパールカレー

- 欠伸をしているだけでも時間は過ぎる - とても久しぶりにブログを書く。どれくらい久々かというと、前回の記事で再発してくれないかなと言っていたLani Hallのアルバムが再発こそされてないけれどデジタルでの配信が開始されるぐらいの月日は経ってる。当…

- 「美しい装丁の絵本をぱたりと閉じたような夏の終わり」好きな小説に出てくるこの言葉の、そのまどろっこしさを感じるくらいの比喩表現がとても好きで、毎年夏が終わるたびにそんな夏の終わりを感じてみたいと思う。美しい装丁の絵本をぱたりと閉じたよう…

- 曇りの日は身体が重い。 まるで水中を歩いてるように、重い。 - 起床。身体が少し汗ばんで、気がつけば夏。 それでも朝晩は気温が下がって、まだこれは夏の本番ではないんだなと思う。この街の夏はこんなものじゃない。もっと暑くてジメジメしてる。三年ぶ…

- 忙しさを「充実」と言い換えることができるのなら、その人生は多分、いや絶対に間違っていないんだろうと思う。 - 体調が優れない。一ヶ月くらい前から忙しさと季節の変わり目が重なって、どうも体調が良くない。 仕事が早く終わったら観に行きたいと思っ…

- 歌が歌える人は歌を歌うべきだと思うし、絵が描ける人は絵を描くべきだと思うし、写真が撮れる人は写真を撮るべきだと思う。人を笑わせることができるのなら人を笑わせるべきだと思うし、人を救うことができるなら人を救うべきだと思う。 ならば、と思う。…

- 春先は出会いと別れの季節で、会社の人事異動で地元に戻って来た僕にもそれなりに出会いや別れがあるけれど(とは言ってもほとんどすべて仕事関係だ)、そこに物悲しさや真新しさなんてない。 春先特有の憂鬱な気分に包まれるだけの日々が、ただ、なんとな…

- 市のHPによると工場の多いこの街には140本以上の煙突があるらしい。 ピーク時に比べると半分以下になったと言うのだけれどそれでも充分に多い本数だ。 140本の煙突。そこからは日々もくもくと白い煙が立ち上っていて、もちろんそれらは有害なものではなく…

- 「始めるよりも辞める方がよっぽど難しいよね。体力使うし。」 と、さもを真理を言い当てたように言ってしまい、少し後悔。 今の自分にとってそれはただの言い訳でしかない。 - 起床。 秋が深まって11月の始まり。 特別なにか理由がある訳でもないのにボン…

- 言い訳ばかりして反省しない人は成長しないな と、職場の先輩を見ながら思う。 反面教師としてはとても優れた人なのか。自分も気をつけよう。 - 起床。 実家。 乾いた秋晴れの空。 昨日は仕事関係のセミナーに出席する為に地元に帰っていて、そのまま実家…

- 淡々と日々が過ぎる - 久しぶりに夢を見た。 僕は中学生で、とりたてて理由もないのに不登校になる夢だった。いじめられた訳でも交友関係が悪くなった訳でもなくて、ただなんとなくの不登校。気分が乗らなくて、まぁ行かなくてもどうにかなるかな、なんて…

---- やりたいことが沢山あるのに、それらを実際行動に起こそうとすると全然気分が乗らないのはどうしたものか。 季節のせいなのか。 なんて、なんでも季節や天気のせいにしてしまうのは僕の悪い癖。 - 起床。 台風。 敬老の日。天気予報は統計学だから今年…

- 近所の神社には「ドラえもん」の登場人物を模した石像が置いてあって(何故?奉られているのか?)、それがあまりにも似てなさ過ぎて、もはや恐怖すら感じる。 怖いから夜はなるべく近寄らないようにしてる。 - 早朝。 雷と豪雨の音で目が覚める。 ベッド…

- 雨上がり、街が蒸し暑さに包まれるのではなく、涼しい風が吹き抜けるようになった。 夏ももう峠を越えたんだな、と思う。 - 起床。コーヒー。昨夜の雨の足跡。 休日にしては久々の早起きで、朝から外出。前から行きたかったクレマチスの丘へ。 クレマチス…

- ゲーム感覚でやって良い事と悪い事があるけれど、それを判断できるようには人間の頭は作られていないんじゃないかと思う。これは頭の良し悪しじゃなくて、もっと構造的に。それが判断できるようにはそもそも設計されていないんだろうな、と、そんなことを…

- 人生に絶望するほど人生をよく知らない 殆どの人がそうだと思う - 起床。久々に蒸し暑い朝。コーラを一杯。 出勤。朝から体が重い。軽く目眩も。これは風邪?いや、もしかして熱中症?なんて思いながら仕事。たしかに水分もあまり捕ってないし、家では多少…

- 窓を閉めていても部屋に蚊が入ってくる、その仕組みを知りたい。 - 一般的に、O型の人は蚊に刺されやすい、なんて言われることがある。 かく言う自分もO型で、確かに蚊に刺され易い。俗説ではO型の血液には花の蜜に近い成分が入っていて、そのせいで蚊に刺…

- 新しい三枚の下着を買ったら、すぐに古い三枚の下着を捨てる。 そんな当然のことが、当たり前のように出来る人間にならなければいけない。自分は。 - 起床。 夏。 インスタントコーヒー。テレビでは連日の猛暑と、それによる熱中症関連のニュース。僕の地…

- 理屈で理解できない奴ほど、理屈をこねたがる という自己分析 - 起床。 初夏。 薄曇り。 少し汗ばんで目が覚め、夏の気配。空はすっきりと晴れずに、心もどこかしら憂鬱な。 5月とはいえ自分の生活の中には5月病になる要因なんてこれぽっちも無いのに、…

- 春から夏にかけては空気が濁る。いや「濁る」なんて言い方はきっと適切ではないけれど、それでも冬に比べたら空気には水蒸気や不純物が多く含まれて寒い季節のような透明度は無くなる。 でも、そうやって空気が濁っていく感じは決して悪い気がしないし、そ…

- 信号待ちや電車内で人が何気なく携帯電話を触る姿は、猫が不意に背中を舐める仕草にどことなく似ていると思っている。 あまりにも「どことなく」だから誰も共感してくれないだろうけれど。 - 朝、胃の痛みで目が覚める。横を向いても擦っても痛みがひかな…

- 好きでもない事を本気でやるのは難しい。 でも本当に好きな事を本気でやるのは、実はもっと難しかったりする。という言い訳。 - 春の嵐がきて季節の終わり。この街で迎える二度目の春も、もうそのうちに終わり。 起床。休日。ここ数日どうも体の調子が良く…

- 野良猫の寿命は3年程度だという。家猫なら10年、中には20年くらい生きるものもいるのだからその差は二倍三倍ですむものじゃない。同じ個体なのに生まれ育った環境が違うだけでこんなにも命の長さに差があるというのは本人たちからしたらどんな気持ちなん…

- 気温が急に下がって、雪が降る直前のあの感じ。 全ての生き物が息を殺して何かを待っているような、そんな静けさに街が包まれてなんだか心がソワソワするあの感じ。 でも結局雪は降らない。この街で二回目の冬を越そうとしているけれど、まだ雪を見ていな…

- 将来なんて確約されているものではないし、それは歴史上どの時代だってそうだったはずなのに、現代じゃ豊かさにかまけてその事を忘れてしまいそうになる。だから将来の事を考えると不安でたまらなくなってしまう。自分だってそう。未来なんて分からなくて…

- 今年になった事にもまだ慣れてないのに - 歳をとると一年が過ぎるのが早く感じる。というのは本当で、確かにここ数年は恐ろしく一年が過ぎるのが早い。以前、このことについてある芸人さんが「見えない分母」という言葉で説明していてなるほどと思ったこと…

- 年齢を重ねるごとに心がピュアになっていくのは、これどうしたものか。 - 起床。 冬至。 時計を見て少し焦る。人間が進化していく過程のどこかで「冬眠」をしていた時期は無いのかなぁ、なんてことを考えるけれど、それはたぶん無い。たぶん無いけれど僕の…

- エンジンがかからない。 - 起床。 昼前。 冬の入り口。 部屋を出ると遠くの空に富士が見える。夏とは違い空気が冷えて澄んでいるからより鮮明に、より近くに感じる。大袈裟でなく登山客が肉眼で見えそうなくらい。大きく息を吸い込むと鼻の奥が冷気に触れ…

- 少し値段がしてもトイレットペーパーは柔らかくて質の良い物を使う。 というような心がけが人生において結構大事だったりする。 - 富士山が近いせいか、この街には神社(や得体の知れない宗教施設)が数多くある。となると当然、祭りも多くて、夏になると…

- 突然の雨が降って、夏の終わり - 起床。驚くほどの早起き。 それにはもちろん訳があって、昨晩は仕事が終わってから急いで新幹線に乗って帰省。バンドの練習をして深夜一時に帰宅。そして驚くほどの早起きをしてまた新幹線に乗って仕事へ向かうというスケ…