ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

2019-01-01から1年間の記事一覧

月日の流れとピダハンのこと

---- 月日の流れは本当に早い。 夏の真ん中に「終戦記念日が~」という書き出しでブログを書いて、それからしばらく経って思い出したようにブログを投稿したのが前回で11月のこと。そして気がつけば今はもう年末だ。季節ごとに友達へ手紙を送っているような…

雑記 とりとめもなく(秋についてのいくつか)

---- 季節の始まりはいつだって突然なのに、終わるときは何故だか曖昧。 ------------------------------------ 深夜、遠くを走る電車の走行音がいつになく明瞭に聞こえてくる。 秋になって昼間と夜の温度差が大きくなると、上空に空気の層ができ、それに遮…

変わる数字 変わらない数字

---- 終戦記念日が近づくにつれて、テレビで「戦後74年」の文字を見かけることが多くなった。この「74」という数字に対して、「もう」と思う人もいれば「まだ」と思う人もそれぞれいるだろうけれど、自分は毎年のように、もうそんなに経つのかぁ、なんて驚い…

17日 祇園祭り つぶやき

---- 午前 3:35 真夜中、激しい雷雨で目を覚ます。 雷光と雷鳴のラグから、雷が近くで発生しているのがわかる。スマホで検索してみると、市の南の方では避難警報も出ているらしい。ベッドから起きて窓を閉める。ベランダを叩く雨粒の高音が消えて、室内には…

訛りについての話

---- 先日、知り合いとご飯を食べているときのこと、その知り合いが高校の恩師の話をし始めた途端、急に地元の訛りが出てきたので、驚いて思わず笑ってしまった。 「あっ、急に三重のイントネーションになったね」「えっほんと?気がつかなかった」「地元の…

ゴジラとゲバラ 誕生日を迎えて

卒園アルバムの背表紙にはゴジラを描いた。キングギドラやラドンもいる。怪獣が大好きだった。 ---- 気がついたら誕生日も過ぎて久々の更新。 忙しいわけでもないから、本当は週一くらいのペースで更新したいんだけれども、結局先延ばしになって月一くらいで…

雑記 とりとめもなく

---- 書きたい話はいくつかあるんだけれど、それが頭の中でふわふわ浮かんでいるだけで全然まとまらない。まるでラーメンの残り汁の中に浮かぶ油みたいに、小さな塊がゆらゆらと頭の中を泳いでる。参ったなぁ、なんて思っていたら一ヶ月も更新してなかった。…

ブラックホールへの憧れ

---- 今月「ブラックホールの撮影に初めて成功!」というニュースが世界を駆け巡った。興味津々に関連記事をいくつか読んでみたけれど、恥ずかしいかな、どれを読んでもよく理解できない。 根っからの文系で、元素記号すらまともに覚えられなかった自分には…

カレーを食べながら考える「差別」とか「日本の未来」とか

---- よく行くネパールカレー屋さんで昼食を取っていると、前の席の黒人男性が片言の日本語で料理の注文をしていた。注文を受ける店員さんも外国人(多分ネパール人)。これといって特別な光景では無いけれど、これからこんな光景はもっと増えてくんだろうな…

猫と言葉 手に入れたものと失ったもの

---- 最近の野良猫は警戒心が強い。 一定の距離を保ってこちらを観察して、気安く撫でさせるなんてことは絶対にない。こちらから近づこうものなら物凄い速さで逃げていく。昔はもっと人懐っこかった気がするけれど、どうしてこうなってしまったんだろう。寂…

風化について

---- 「風化」という言葉はとても詩的だなと思う。 「風」に「化ける」と書いて風化。もちろん実際は風に化けているわけではない。雨風にさらされ、もしくは微生物に分解されてその姿を失う。土に還る。それを「風に化ける」と表現する。素敵な表現だと思う…

冬にわかれて の話 B♭の上に鳴るソ

あくびをしている間にも、春は近づいてきている ---- 音楽を聴いていると、自分の好きな〝和声に対しての主旋律の当て方〟があることに気がつく。 ポップミュージックを聴くとき、多くの場合は主旋律に耳を傾ける。でも、その背景にはコードが流れていて、僕…

全ての音楽はラブレター理論

---- 夜、知り合いから買った豆でコーヒーを淹れてみる。 ミルでガリガリと挽いたその瞬間から、コーヒーの香りが部屋に立ち込める。普段インスタントコーヒーを飲んでいる身からすると、コーヒーを淹れる作業は一種の「儀式」に近い。インスタントな作業で…

去年のふりかえり 映画・音楽・本

---- 明けましておめでとうございます ---- 年が明ける前に2018年に聴いた音楽や観た映画、読んだ本などの振り返りをしようと思っていたのに、気がついたら2019年になっていた。たしか去年もそうだった。毎年同じことを言っている気がする。 2018年のうちに…