ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

2012-01-01から1年間の記事一覧

- 今年になった事にもまだ慣れてないのに - 歳をとると一年が過ぎるのが早く感じる。というのは本当で、確かにここ数年は恐ろしく一年が過ぎるのが早い。以前、このことについてある芸人さんが「見えない分母」という言葉で説明していてなるほどと思ったこと…

- 年齢を重ねるごとに心がピュアになっていくのは、これどうしたものか。 - 起床。 冬至。 時計を見て少し焦る。人間が進化していく過程のどこかで「冬眠」をしていた時期は無いのかなぁ、なんてことを考えるけれど、それはたぶん無い。たぶん無いけれど僕の…

- エンジンがかからない。 - 起床。 昼前。 冬の入り口。 部屋を出ると遠くの空に富士が見える。夏とは違い空気が冷えて澄んでいるからより鮮明に、より近くに感じる。大袈裟でなく登山客が肉眼で見えそうなくらい。大きく息を吸い込むと鼻の奥が冷気に触れ…

- 少し値段がしてもトイレットペーパーは柔らかくて質の良い物を使う。 というような心がけが人生において結構大事だったりする。 - 富士山が近いせいか、この街には神社(や得体の知れない宗教施設)が数多くある。となると当然、祭りも多くて、夏になると…

- 突然の雨が降って、夏の終わり - 起床。驚くほどの早起き。 それにはもちろん訳があって、昨晩は仕事が終わってから急いで新幹線に乗って帰省。バンドの練習をして深夜一時に帰宅。そして驚くほどの早起きをしてまた新幹線に乗って仕事へ向かうというスケ…

- 甘えるのが苦手な人は損をする。 自分は末っ子だからか、昔から甘えるのは苦手じゃないのでそういう意味では得をして生きてきたかもしれない。甘えるのが苦手な人を見るたびに、あぁ可哀想だな、と思う。 - 仕事の都合で久々に帰省。実家に帰ると家族に「…

- 好きな事くらいは本気でやらなきゃいけない と、自分に言い聞かせて、日々 - 起床。晴天。仕事は休みだけれど朝から会社の健康診断。ご飯も食べられないしトイレも行けないし、しかも気温もぐんぐん上がってきて辟易。体がおもい。お腹が減る。聴診器を当…

- 焼き肉を食べに行きたいけれど、この街には一緒にご飯を食べてくれる知り合いが一人もいない。 もしかしたら独り焼き肉デビューのチャンスなのかもしれない。 - 起床。なんだか前歯がむずがゆくて、こういうときは十中八九、風邪をひく。いやだなぁ。 出勤…

- 集団に属していると、その集団が大きければ大きいほど価値観や倫理観は麻痺してくる。他者から見ると異様な感覚でも、それが当然になってしまうことって、よくある。 それは悪い事ばかりではないし必要な事でもあるのだけれど、会社員をやっていると会社の…

- 人が宗教を必要とする理由は、生き物で唯一、自らがやがて死ぬ事を知ってしまった動物だからだ 読んでいた本に書いてあったこの言葉に、妙に納得すると同時に、人間はなんて悲しい生き物なんだろうと思う。 - 帰省。曇りのち雨。久しぶりに自分が参加して…

扉を開く勇気はない。 - 曇りの日が続く。 いつもなら雄大に見えている富士山も、まるで大仕掛けの消失マジックで消されてしまったように姿が見えない。 せっかく知り合いがこの町に来るのに残念だな、と思う。 - 先日、知り合いから「今週、いつ暇?」とメ…

- 春がきて海がエメラルドグリーンに染まる。 きっとそれは暖かい海流が駿河湾に流れ込んできてプランクトンが多くなったとか、たぶんそんな理由じゃないかと思う。海のある街に暮らす人にとっては当たり前の事かもしれない、こんな春の風景がとても新鮮に思…

- あけましておめでとうございます。 - この町のローカル線に初めて乗った。線路は一本しか無く、車両も1両。自動改札機も無ければ駅によっては駅員すらいない、超ド級のローカル線。 夕方、飴色に染まる車内は、その列車のスピード以上にゆったりと時間が…