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好きでもない事を本気でやるのは難しい。
でも本当に好きな事を本気でやるのは、実はもっと難しかったりする。

という言い訳。

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春の嵐がきて季節の終わり。この街で迎える二度目の春も、もうそのうちに終わり。

起床。休日。ここ数日どうも体の調子が良くない。季節の変わり目はいつもそう。
食欲もあまり無いので日がな一日お菓子のホームパイをつまみながら音楽を聴いたりネットサーフィンをしたり昼寝をしたりして過ごす。20代後半の男子といえば働き盛り遊び盛りだというのに、こんなダラダラした休日を過ごしていいものなのかと罪悪感。気がつけば夜の九時。
さすがに食事をしないのは良くないと思いコンビニへ行って野菜炒めセットを買う。週３回くらいの頻度で行くこのコンビニはポイントカードがあるらしく、レジでお会計のときに「ポイントカードはお持ちですか？」と訊かれる。だから毎度のように「いや、持ってないです。作らなくて大丈夫です。」と断っていてたのだけれど、正直答えるのは面倒。出来る事なら訊いてほしくない。と思っていたら毎度のこのやり取りに店員も学んだのか最近はポイントカードの事を訊かれなくなっていた。ラッキー、断る手間が省ける、なんて喜んでいたのだけど、今日「本当にポイントカード作らなくても良いですか？」と、最後通告ですよ？みたいな感じで訊かれてしまった。え？作らなきゃ損するの？なんて思ってしまうような問いかけ。けれど僕はカードを作る気が一切無いのでここははっきり断っておこうと思い「いや大丈夫です。ポイントカード作らない主義なんで」と答える。すると、は？ポイントカード作らない主義？なにそれ。みたいな顔を店員がする。たしかになんだろう。ポイントカード作らない主義って。
自分の周りにはあまりいないけれど、ポイントカード作らない主義の人ってきっと多いはず。別に個人情報がどうとかそういう話ではなくて、単純に「あの店で買えばポイントが溜まるから」という考え方をして生活したくない。ポイントカードは「得」をするものかもしれないけれど、ポイントの付かない店で買うことを「損」だと間違った認識をしたくない。それは「得ではない」というだけで「損」なんてマイナスのものじゃない。まぁ、存在しない「損」を作って購買を煽るなんてのは商売の基本なんだろうけれど、それが好きでない。そうやって商売戦略に踊らされたくない。なんて思う人って多いんじゃないだろうか。
ちなみに「ポイントカード作らない主義」の自分は他にも「自転車に鍵をかけない主義」だし「街頭署名には協力しない主義」だ。主義ばっかり。
主義、主義、主義。結局僕たちが言っているのは平和にもチャンスをってことなんだ。
って、これなんだっけ。ジョンレノンの歌詞か。

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Mark Benno / Minnows

雑魚

お気に入り。71年作。最近聴く音楽が渋くなったなぁと思っていたけれど、このアルバムを作ったときのマーク・ベノは自分よりも年下だ。それどころか自分はもう数ヶ月で自分はジミヘンよりもジャニスジョプリンよりも年上になってしまうんだ。信じられない。