ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

diary

- 甘えるのが苦手な人は損をする。 自分は末っ子だからか、昔から甘えるのは苦手じゃないのでそういう意味では得をして生きてきたかもしれない。甘えるのが苦手な人を見るたびに、あぁ可哀想だな、と思う。 - 仕事の都合で久々に帰省。実家に帰ると家族に「…

- 好きな事くらいは本気でやらなきゃいけない と、自分に言い聞かせて、日々 - 起床。晴天。仕事は休みだけれど朝から会社の健康診断。ご飯も食べられないしトイレも行けないし、しかも気温もぐんぐん上がってきて辟易。体がおもい。お腹が減る。聴診器を当…

- 焼き肉を食べに行きたいけれど、この街には一緒にご飯を食べてくれる知り合いが一人もいない。 もしかしたら独り焼き肉デビューのチャンスなのかもしれない。 - 起床。なんだか前歯がむずがゆくて、こういうときは十中八九、風邪をひく。いやだなぁ。 出勤…

- 集団に属していると、その集団が大きければ大きいほど価値観や倫理観は麻痺してくる。他者から見ると異様な感覚でも、それが当然になってしまうことって、よくある。 それは悪い事ばかりではないし必要な事でもあるのだけれど、会社員をやっていると会社の…

- 人が宗教を必要とする理由は、生き物で唯一、自らがやがて死ぬ事を知ってしまった動物だからだ 読んでいた本に書いてあったこの言葉に、妙に納得すると同時に、人間はなんて悲しい生き物なんだろうと思う。 - 帰省。曇りのち雨。久しぶりに自分が参加して…

扉を開く勇気はない。 - 曇りの日が続く。 いつもなら雄大に見えている富士山も、まるで大仕掛けの消失マジックで消されてしまったように姿が見えない。 せっかく知り合いがこの町に来るのに残念だな、と思う。 - 先日、知り合いから「今週、いつ暇?」とメ…

- 春がきて海がエメラルドグリーンに染まる。 きっとそれは暖かい海流が駿河湾に流れ込んできてプランクトンが多くなったとか、たぶんそんな理由じゃないかと思う。海のある街に暮らす人にとっては当たり前の事かもしれない、こんな春の風景がとても新鮮に思…

- あけましておめでとうございます。 - この町のローカル線に初めて乗った。線路は一本しか無く、車両も1両。自動改札機も無ければ駅によっては駅員すらいない、超ド級のローカル線。 夕方、飴色に染まる車内は、その列車のスピード以上にゆったりと時間が…

- バランスは大事。それさえ良ければ後はどうにかなる。 - 職場の屋上に上ると、あまりにも富士山が雄大だったので思わずカメラを向ける。 この街に越してきてもう三ヶ月も経つのに今でも毎日のように富士の美しさ、尊厳に圧倒されている。富士山は確かに日…

- 自分の考えや価値観がある程度は正しいと、そう思ってなきゃ生きていけない。 - 起床。冬がきて空気が澄んで、富士山がとてもキレイ。 試験を受けるために久々に東京。今住んでいる場所が田舎町だからか、人ごみにもまれて少し酔う。なんて息苦しい街なん…

- 取り込み忘れた洗濯物がすっかり冷たくなっていて、冬。 - 二ヶ月ぶりに実家に帰った。とはいえバンドの練習のために地元へ帰省して深夜帰宅、次の日の夕方には新幹線に乗っていたのだから、まるで寝るために帰ったようなものだったけれど。 それにしても…

- どう取り繕っても誤摩化せないくらい弱い自分に嫌気がさす - 少し前の話になるけれど、中国でひき逃げされた少女を18人が見て見ぬ振りをした、というニュースが話題になっていた。ニュースではコメンテーターが、人として信じられない、みたいな顔をしてい…

- 風邪をひく それは、まるで通過儀礼のように - 職場の屋上から町を眺めるたびにつくづく、この町はほんとに何にも無い町なんだな、と思う。高層建築なんて呼べるものは皆無で、高い建物と言ったら一部のマンションと無数の煙突(この町は製紙業が盛んで町…

- この町の海には砂浜が無い。 聞くところによると地形的な特性で砂浜は浸食されてしまい、急深の海岸では遊泳が危険であることからハワイのように人工的な砂浜を造る事も困難なんだそうだ。 そのせいでこの町が持っている9キロの海岸線には延々テトラポッ…

- 結局のところ、僕は甘えているだけなのかもしれない と、思ったりする - 暑さにかまけて日記を書いていなかった。それ以外にはとりたてて書かなかった理由はなくて、ただ暑くて、なんだか色々と億劫になって書いていなかった。 思うに人間は二種類に分けら…

- 仕事帰り、人身事故の影響で駅が混雑。あれ、昨日も人身事故があったんじゃないか。どういうことなんだ。この街はどうかしちゃったんじゃないか。と思うけど、きっとこの国はこういう国だ。交通事故で死ぬ人よりも自殺する人の方が多い。老衰で亡くなるよ…

- 街でお相撲さんを見かけるようになった。 この街で夏がくるってことは、つまり、そういうこと。 - 起床。目覚めると既に疲れている。というのは納得のいかない話で、例えば風呂に入ったら体がキレイになるし、ご飯を食べたら腹が膨れる。それが世の道理で…

- 季節の変わり目なんてのはいつも曖昧で、ある日ふと、あぁ夏が来たんだなぁ、なんてことを思う。僕は季節のもつそんな曖昧さが好きだ。 でもあえて、そこに区切り目をつけるとしたら夏の始まりはやっぱり夏至の日になるんだろうか。毎年おざなりにされがち…

- 今年度から僕の住んでいる街のゴミの分別方法が変わった。 簡単に説明すると、今まで不燃ゴミとして廃棄していたプラスチック製品、例えばポリバケツとかCDとかゴム手袋なんかが全て可燃ゴミになった。コンセントの付いてない電化製品も含まれるそうで電卓…

- デリカシーのない人は得するなと思う事がたまにあるけれど、それはやっぱり間違いで、彼らはいつだって損をしている。 - 約一ヶ月ぶりくらいに日記を書く。一ヶ月ぶりとはいえこの一ヶ月間が日記を書く暇もないほど多忙を極めていた訳ではもちろんない。む…

- 一年くらい連絡を取っていなかった知り合いの女の子にふとメールをしてみる。久しぶり、元気にしてる?って。下心とかじゃなく、ただ純粋に元気にしているか気になってメールを送ったのだけれど、そういうことが出来るようになったあたり、自分は大人にな…

- 自分の価値観で全て判断できるくらいの人格者になりたいけれど、もしかしたらそれはそれで結構辛いことなのかもしれない。 - ここ数日の間で雨の降った日が僕の休日だと言って、それはほぼ間違いない。 - 起床。晴れ。外はいい天気で、休日にしては久々の…

- きっと今夜の雨が桜を散らしてしまう。 - 今年の桜はやけに短く感じた。急に咲き出したと思ったら、ピークを過ぎてすぐに葉桜になってしまった。ちゃんと花見をする機会にも恵まれず桜が散ってしまうのは少しばかり寂しいし、悔しい。けれどもそんな短命さ…

- 自分の中に大切だと思えるものがあるのなら、それは何としてでも守らなきゃいけない。 (迷惑さえかけなければ他人がどう思うかはさして重要じゃない) - ちょっと海まで散歩。 という距離に海はない。 それでも僕の住むこの街は海に面しているから十数キ…

だって今日はエイプリルフールだから。 -

- 笑うことは人生を肯定すること - 東北地方太平洋沖地震が発生してから10日がたって、地震関連ニュース一色だったテレビや新聞でも少しずつバラエティや下らない三面記事を見かけるようになった。こうやって人の意識や記憶から震災の悲惨さが薄れていく。そ…

- 今日は暖かいけれど明日は寒い、明後日はもっと寒くて明々後日になると暖かくなる。みたいな気温の変化に体が戸惑う。何年たっても春先は苦手。 気温だけ見れば春と冬が気まぐれに顔を覗かせる時分だけれど、一方で太陽が落ちるのは日を追って着実に遅くな…

「ちゃんと自分なりの考えがあって、それを曲げずにいれば大丈夫ですよ」と20歳の小僧に言われた。 「偉そうな事言うなよー」とおどけてはみたものの、内心では「ありがとう」と呟く。 - 禁酒ならぬ禁コカコーラを思案中。 が、成功する自信がない。 - 最近…

板橋区にある熱帯環境植物館の素晴らしいところは、温室が大きい事とミニ水族館が充実している事と、すぐそばにガスタンクがある事だ。(しかも3基!)そして謎の塔も建っている。 多くの場合、ガスタンクはリバーサイド。(ガスタンクあるある) パステル…

- よく手の親指をつる。手の親指をつった事ない人からすると手の親指がつるなんて想像できないらしい。情けないー、と言われるけれど、つっちゃうのだから仕方ない。僕にはどうしようもない。 - 駅から10分くらい歩くと塀にぶち当たって、あぁここが小石川公…