ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

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ゲーム感覚でやって良い事と悪い事があるけれど、それを判断できるようには人間の頭は作られていないんじゃないかと思う。これは頭の良し悪しじゃなくて、もっと構造的に。それが判断できるようにはそもそも設計されていないんだろうな、と、そんなことを考えながら、夏の夜の散歩道。

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携帯電話のアラームで起床。 背中に滲む汗。 蝉の声。
昨夜は居酒屋で飲み食いしていたのに今日は朝から健康診断。予定の組み方が若い。健康診断の結果はそこまで拘らないけれど、飲んだ翌朝はトイレに行きたい。でも尿検査まで我慢。辛い。
診断の始まる9時までトイレを我慢し、とりあえず最初に尿検査。後、健康診断はスムーズに進んで、一年ぶりの体重測定でちょっとビビる。また増えてる。どんどん太っていく。2年前に比べたら6〜7キロ増えてる。体重が増えても顔には出ないタイプだから(面長だからむしろ顔に出てほしい)太った事は気付かれにくいけれど、それでも着実に贅肉は増えている。それも腹回りに。腹位もなかなかやばい。
腹位測定をしてくれたのは若くて可愛らしい看護婦さんで、ついついお腹を出すときにちょっと力を入れて引き締める、みたいなことをしてしまいそうになるけれど、いや、でもそれに気付かれたら余計かっこ悪いかな、いやいや、だらしない腹を自信満々に見せつける方がもっとかっこ悪いかな、なんて思いが錯綜してしまい、結局だらしない腹を可愛い看護婦さんにメジャーで計ってもらい虚しい気分になる。真剣にダイエットを考えなければいけない。
後、血液検査の関係で朝から何も食べていなかったのでお腹はぺこぺこ。当たり前のようにファーストフードのバーガー店に足が向く。ダイエットしようなんて考えはとっくに忘れてる。まずい。食べながら途端に込み上がる、虚しさ。

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暑すぎるせいか蚊もいない。でも蝉は腐るほどいて、まぁよく鳴く。
地表の多くがアスファルト舗装された現在でさえこんな沢山の蝉が土の中からはい出して鳴いているのだから、それ以前の日本はどれだけ騒がしかったんだろうか、なんて思う。
アブラゼミの幼虫期間が6年ということは全てのアスファルトの下には地上に出られなかった6年分のアブラゼミがいると考えて間違いじゃないんだろうか、なんて思う。
夏になると毎年、空を舞うことも大声で鳴く事も出来なかった6年分のアブラゼミに思いを馳せる。

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早川義夫 / たましいの場所

たましいの場所 (ちくま文庫)

たましいの場所 (ちくま文庫)

帯文の「誰かに悩み事を相談するくらいなら、この本を繰り返し読んだ方が良いとさえ思ってます」という宮藤官九郎の言葉はまさにその通りで、きっと僕もこれから何度もこの本を読み返すんだと思う。大切な言葉。飾り気のないキレイで素直な言葉。それでいて、だらしなく愛おしい言葉。そんな言葉が詰まったエッセイ集。
著者の早川善夫は言わずもがな伝説のバンドJACKSの中心人物。先日、JACKSの1st「ジャックスの世界」を今更ながら中古で買って聴いていたら、聴けば聴くほど早川義夫という人に興味が湧いてきたことがこのエッセイを手に取ったきっかけ。文章も音楽通りの人でなんだか嬉しかった。自分もこんな文章が書ける人になれたらと思う。

Coccoの「強く儚い者たち」なんかを作曲した柴草玲さんとのコラボ曲「僕たちの夜食」 素敵な歌。