ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

2008-01-01から1年間の記事一覧

12月31日

昨日が今日になったのと寸分違わぬ変化率で今年が来年になる。今年のお正月はそんなイメージ。それは単に12月31日も1月1日も平日となんら変わりなく働いているからだと、そう言ってしまえばそうなのかもしれないけれど、なんだろう。この感じは。正月特有の…

12月26日

電車の座席の下の、あの極めてパーソナルなヒーターに、体感できる以上の温もりを感じながらウトウト。やたらと尾っぽの長い溜め息が口から伸びる。 - 深い意味なんて無いけれど、仕事の帰り道でよく立ち寄るコンビ二ではお釣りを貰うとき、「ありがとう」と…

12月22日

人は一生の間に6億から7億回の呼吸をするという。僕の場合、その7億回のうちの何回が溜め息になってしまうんだろう。数万回か、それとも数百万回か。どちらにしろ僕が溜め息をする回数は平均のそれよりも遥かに多いんだろうな。 よく言われる「溜め息をする…

12月16日

気がつけば12月も半ばを過ぎて、日記を書くのも10日ぶりくらい。忙しくて書く暇がなかったからではなく、ただ面倒だったから10日ぶり。書いたところで景気が良くなるわけでも、ましてや自分が救われるわけでもない僕の日記は10日ぶりでも恐ろしく無害。 - 休…

金曜の夜にストーンズの映画を観てテンションあげて、その後はただひたすらに働いた週末だった。 - 起床。出勤。寒い。 空気に氷が張ったような、少しでも粗相をしたらその氷が割れて雲が落ちてきそうな、そんな寒さ。つらい。 就労。鬼のように忙しい。へと…

12月3日

頻繁に足をつる。特に足の裏。痛いことは痛いけれど、それは耐えられないほどの痛みではなくて、それを乗り越えた後の徐々に和らいでいくあの感じがむしろ気持ちいい。 - 少し早めに起床。朝をゆったりと過ごす。朝からせわしなくしていると心にゆとりが無く…

1年の12分の1はクリスマス気分だし 1年の12分の1は年末年始だし 1年の12分の1は冬の寒さに凍えているし 1年の12分の1は春を待ちわびているし 1年の12分の1は五月病から抜け出せずにいるし 1年の12分の1は誕生日を心待ちにしているし 1年の12分…

11月27日

みんなでお酒を飲んで 疲れて 足がしびれて 醤油をこぼして 不安と不満をだらだら語って 家に帰ってボンヤリ - 楽しそうに生きているね、と言われる。 いやいや、そんなことはないよ。 人並みか、もしかしたらそれ以下だと思うよ。

11月26日

昨日の明け方にこむら返りしたふくらはぎが、今日の夜になってもまだ痛い。 - 起床。ストーブをつける。 少し前まで僕の部屋には扇風機が出ていたはずなのに、今ではそれを使っていた夏が遠い昔のように思えてしまう。まるで、目覚める直前まで見ていた夢の…

11月22日

人間ってのは思っている以上に丈夫だから困る。精神的にキツくなってきたら、例えば腕がもげるとか頬が裂けるとか、そんな目に見えてヤバそうな症状が現れるならいいのに。そうじゃないから人は無理をするし、人から心配もされない。そうやって追い詰められ…

11月19日

起床。寒い。出勤。就労。 午後、初対面の年配者に向かっても甘ったるいタメグチを使う26歳の女性を遠巻きに眺める。顔はそれなりに可愛らしくて化粧もしっかりしてて愛嬌もある。たぶん小さい頃から可愛い可愛いと言われ育ったに違いなくて、そういう娘特有…

11月15-16日

ここ数日、久々に頭痛の虫が疼きだしていてテンションがズドーンと低くなるときがある。困る。 - 起床。出勤。就労。 たまにはリハーサルやりたいだろ、打刻はしといてやるから帰っていいぞ。というボスのクールな提案により早退してライブハウスへ。グチャ…

11月14日

乾燥しているからか、体が果汁100%の果物ジュースを欲して欲して仕方ない。いくらでも飲める気がする。 - 目を覚ましたのは午前十一時。重ねた布団が暑苦しくてベッドを抜け出す。カーテンを開けたら雲ひとつない快晴で、そりゃ暑いわけだ、と心の中で呟い…

11月12日

一泊二日の京都旅行から帰ってきて今日から仕事。仕事の疲れを休日に解消せずに、さらに負担をかけられるのも、それは若さゆえ。 - 京都ではベタに清水寺行ったり三十三間堂に行ったり、嵐山でトロッコ乗ったり渓流くだったり、あとなんだ、甘いものを食べた…

11月9日

毎日同じ線路を走る電車に乗って、毎日同じ職場へ向かう。で、毎日同じような仕事をして、きっとどこかの誰かと同じような人生を送る。ってのはどう考えても頭の中の何かがショートするとか、そこまでは行かなくても何かの機能が、頭の中にある何かの機能が…

10月7日

私プライベートが充実してるわー、と言えるわけでも、仕事に忙殺されるわー、と言えるわけでもないのに、どうしたものか時間が無い。いや、無いわけじゃないけど上手く使えてない。淡々と時間が過ぎていく。誰にだって平等に、そしてそれは時に残酷なまでに…

10月31日

退屈な街で生きてるなぁ、と思っていたのに、退屈なのは街じゃなくて自分のほうだった。 たぶん。 きっと、そう。 - 起床。出勤。人並み以下に働く。 午後、飛び切りキュートな女性と会話をしてハニーカム。妙に遅い昼食をとって書見して相槌を打って愛想笑…

「働くってことは‘ハタ’を‘ラク’にするってことだから。つまり基本は自己犠牲の精神。自己犠牲ってことは、つまり愛。社会を愛すること、人を愛すること、それが出来なきゃ働くのは辛いんだよ」働くことが億劫だとぼやいていたら、父がそんなことを言ってく…

最近聴いている音楽

数日前、仕事帰りにプラットホームでぼんやり電車を待っているとき、イヤホンから流れてきたキリンジの「サイレンの歌」に腰を砕かれた。脳みそが溶けそうなくらい素敵だった。 あの曲を最初に聴いたのは確か中学生のときで、同級生のS君がキリンジの『3』を…

10月24日

雨が降る。思えば前の休みも雨だった。せっかくの休みなのに。きっと、どこかで誰かが示し合わせてるんだ。あいつの休みは雨にしてやろう、なんて。雨にする価値も無い休日しか過ごしてないのに。 - 9時起床。そこから二時間(!)ベッドの中でうだうだして11…

「すみません」と謝ると自分の立場が明らかに下に感じるし、そもそも謝るのがあまり好きじゃないので(自分は最低だ)、最近は「申し訳ないです」と言うようにしてる。これ、弁解することは何も無いよ、と言ってるのであって謝ってない。だから気が楽。でも…

私が、泣くわけは(涙バトン)。

id:henry_IIIIさんからバトンを頂きました。涙バトン。男の子に涙について語らせるとは、なんて酷な事をさせるんでしょうか。ありがとうございます。気持ち悪くない程度に答えたいと思います。では。

10月16日

白いムカデと黒いゴキブリを殺す夢を見た。白いムカデは思いのほか簡単に殺せたのだけど、黒いゴキブリには手を焼いた。いろいろな試行錯誤の末、最終的には水をかけることで呆気なくゴキブリは死んでいって、部屋には大きな水溜りが残った。僕はそれを手で…

10月14日

明日を考えずに眠れるようになるには、あとどれくらいかかるんだろう。 - 雨の音。 休日だからこそ早く起きようと、そんな心意気も虚しく目が覚めたのは正午を少し過ぎた頃。雨のせいで空気がちょっと重たい。毛布に包まって、まるで子供の気分。 夜、腹痛に…

10月8-9日

やりたくない事はやらない。それが許される生活がしたい。 - 起床。少しだけ寝坊。 今日は仕事がお休みなので女の子とディズニーランド、なんて言えたら良いのだけど現実は高校の頃からの知り合い数名と裁判の傍聴。久しぶりに高校の同窓と遊ぶのに、よりに…

10月6日

メールなんてその気になれば数十秒で送信できるものだけど、その数十秒が面倒なために二、三日もメールを送り渋ることがある。自分でもどうかと思う。 - 起床。トーストにあんこを塗ってご満悦。でも外は雨。 乗りなれない電車に乗って、ちょっと地方の‘田舎…

10月3日

秋が一番好きかもしれない。 - 起床。秋晴れ。寝起きが良い。 昨日と今日の二日間は通常業務を離れて新人研修。仕事よりも研修のほうが気が楽だけれど、それでも胃酸が出過ぎてるのか胃がキューっとする。そしてひたすらに眠い。同期とのお喋りで少し気が和…

10月1日

これを言ってしまうのは、あるいは良くないこと。いや、絶対良くないんだろうけど、たとば街で一日中募金活動してる人が募金をやめて一日労働したとして、それで得た賃金をそっくりそのまま募金したら、それは一日募金活動するのとどっちが有益なんだろうか…

9月27日

「宝くじを当てるには」と検索をかけてこのブログにたどり着いた人がいるようなんですが申し訳ない。このブログは宝くじを当てたい気持ちはあるのに宝くじを買ってもいない人間が書いてます。有益な情報なんて一つもありません。 - 起床。朝をゆったりと。仕…

9月21日

目覚めたとき街があまりにも静かで近所の工事現場ですら物音一つ立てていなかったのは少し気味が悪かった。日曜日の朝。鳥の鳴き声しか聞こえない午前10時。ここ数ヶ月間は土日に仕事をしていたから、休日の朝がこんなにも静かだったことを忘れてた。 - 朝、…