ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

12月26日

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電車の座席の下の、あの極めてパーソナルなヒーターに、体感できる以上の温もりを感じながらウトウト。やたらと尾っぽの長い溜め息が口から伸びる。

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深い意味なんて無いけれど、仕事の帰り道でよく立ち寄るコンビ二ではお釣りを貰うとき、「ありがとう」と、これは「と」にアクセントをつけた関西的なイントネーションで言うようにしてる。ありがとー、と。もちろん僕は関西人ではないし、関西人でもないのに関西弁をちょくちょく挟んでくるようなイタイ人じゃないのだけど、そうやってそのコンビ二では「故郷の関西を離れ、名古屋の地で一人暮らしをしている社会人一年目の若者」のフリをする。これには本当に意味なんて無くて、ただバイトの子がお釣りを渡すときにもしも僕について少しでも何か思うことがあるのなら「あれ、この人は故郷の関西を離れて名古屋の地で一人暮らしをしている社会人一年目の若者なのかな」なんてことを思ってくれれば面白いと思ってやってるだけ。
誰に対してのメリットもデメリットもないこんな楽しみを持っているうちは、もしかして自分は健康なのかもしれないな、なんて思う。それは精神的に。まだまだ、ゆとりがあるんじゃないか、と。