ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

11月26日

#title {color:#666666;}

昨日の明け方にこむら返りしたふくらはぎが、今日の夜になってもまだ痛い。

      • -


起床。ストーブをつける。
少し前まで僕の部屋には扇風機が出ていたはずなのに、今ではそれを使っていた夏が遠い昔のように思えてしまう。まるで、目覚める直前まで見ていた夢のことをまったく覚えていない朝みたいだ。それは物凄いスピードで記憶の隅の方へと押し流されていく。まるで、日々がそっぽを向いて過ぎ去っていくような。 
何も出来ない自分は黙々と歯を磨いていつものように家を出る。
出勤。就労。精神的なダメージ。
午後、電話越しに「あー、話の出来る人に代わってもらえる?」と言われる。それはここで文字に起こしたよりもずっと心に響く言葉で、正直、ここ数ヶ月かもしかしたら数年で一番僕の心を深く抉り取る言葉だった。怒りではなくて自分の情けなさに憤りを覚える。心臓をきゅうっと締め付けられる感じがした。
帰路。バスに乗って4駅ほど過ぎたところで携帯電話を忘れてきたことに気付く。普段なら諦めてそのまま帰っただろうけど、あいにく明日から二日間研修なので仕方なく取りに戻る。バスの待ち時間も含めて45分。金額は400円。苦しくない程度の「無駄」が消費されていく。携帯を取りに戻ったらメールが二件届いていて、その二件が両方とも迷惑メールだった。

      • -


二日連続で目覚めると枕がベッドの下に落ちていた。枕なんて無くても問題ないくらい、布団ともつれ合って寝てる。