ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

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最近仕事を辞める知り合いが多いなぁ、なんて思っていたら先日ご飯を一緒に食べた高校の頃の友達も1,2年で仕事を辞めて奄美大島に行こうかと考えていると、なんだか素敵な計画を話していた。そしてその翌日にはバンドのメンバーからも「二月いっぱいで仕事を辞めることにした」と伝えられた。おいおい。で、そのことを家族に話したら、東京で仕事をしている姉も仕事を辞めるべく会社と交渉中なんだという。おいおい、おいおい。ほんとに羨ましいなぁ。


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俺たちは同期なんだから一緒にスノボー行くよねー当然、というデリカシーのないノリに流されて会社の同僚とスノーボードに行くことになった。ウィンタースポーツなんて一度もやったことないし、本心を言ってしまえば行きたくない。その気持ちはスポーツ用品店スノボーウェアを選んでいるときにピークに達して(だってウェアを買う金額で200円の古本が100〜200冊は買えるのだもの!)、もうウェアを買わずにレンタルもせずに行くだけ行って滑らないってのもアリかな、なんて考えていたのだけれど、知り合いに言わせるとそれはナシで、じゃどれが正解なんだかさっぱり分からなくなってしまったので結局お断りのメールを打った。出発の2日前に。たぶんこれが正解。おかげでぽっかりと2日間の休みが生まれて、別に何をする訳でもないけれどゴロゴロしたり中古CDを買いあさったりして過ごした。なんだかひどく充実した休日だった。


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昨年末に自転車を盗まれて以来、望んでではないけれど歩くことが多くなった。朝、家から駅までの15分。駅から職場までの15分。で、その往復。つまり一日一時間のウォーキング。あれ、それってちょっと健康的な生活なんじゃないか、と思って少しだけテンションがあがる。

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最近よく人に薦めている本。小沢征爾の自伝的エッセイ。

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

今でこそ世界的指揮者として知られる小沢征爾が24歳の頃の話。世界の音楽を学びたいと思った彼は「日本のスクーターを宣伝する」という条件でスクーターを借り入れ、貨物船に乗り込み単身ヨーロッパへと向かう。何かのツテがある訳でもなく、行き当たりばったり一人旅。そこで彼はほとんど飛び込みで参加したような幾つかの指揮コンクールを総なめにし、そのずば抜けた行動力も助かって二年半後にはニューヨーク・フィルの副指揮者にまで登り詰めて帰ってくる。そんな話。自分と変わらない年齢である小澤青年の、その桁外れの才能と行動力が飾らない文章で綴られている。なんだか、いろいろと刺激的な本だった。

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ヴァネッサ・ブリューノってブランドのビデオがとってもカワイイ。
映像もモデルさんも音楽も素敵だなー。最後に流れてる曲、誰の曲なんだろ。