ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

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ごく普通に生活している僕が抱えている世界は結構、いや、かなり小さい。朝、目を覚ましたら消えて無くなっていそうなくらいに小さい。


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起床。今日も雨。最近、雨が続く。それも降ったり止んだりの優柔不断な、男だったら嫌われそうな天気が続く。サンドイッチを食べて出勤。
就労。退屈。眠い。夏は起きているうちの三分の二くらいが眠い。たしか猫は一日15〜20時間くらい寝るらしいので、今の自分はけっこうそれに近い。寝てはいないけれど睡魔だけならそれくらいの時間は襲ってきてるはず。もっとビタミンとか(かなり曖昧)を摂取しなきゃいけないのかな。
先日、人事の人と面談があって「悩みはない?」「仕事で困ってることない?」「仕事での悩みは誰に相談するの?」などなど訊ねられた。だから正直に「悩みはないです。何も困ってません。もし悩みがあっても自分で解決しますし。」と答えたのだけど、どうもそれが、僕は人事の人に心を開いていない、と捉えられたらしく「人事の○○さんがね、××君は私に心を開いてくれないって言ってたよ」と人伝いに聞かされる。そんなこと言われてもなぁ。人事の人の求めるものがさっぱり分からないや。
終業。帰宅。食事をしてシャワーを浴びてベッドにゴロン。ベッドが狭い、と思ったらベッドの上には岡崎京子の『ヘルタースケルター』『リバーズ・エッジ』、魚喃キリコの『Strawberry shortcakes』『blue』、森達也の『マジョガリガリ』(これ全部ハードカバーのサイズ)が雑多に置いてあるのだから無理もない。他にも安部公房の『人間そっくり』、シティーボーイズの99年公演「夏への無意識」のパンフレット(?)、BONNIE PINKのアルバム『Even So』が散りばめられていて、邪魔臭いことこの上ない。でもそのままベッドに寝転がって岡崎京子の『リバーズ・エッジ』をパラパラ読んで、気がついたら夢の中。パソコンも電気も点いたまま。最近こんな夜が多い。就寝。



起床。晴れ。久々の晴れ。雨でないのは嬉しいけれど、これで気温も低かったらもっと良いのにな、と思ったら、それは秋のことだった。

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