ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

3月6日

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動いてないのにお腹が空く。太らない体質で良かった。

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起床。朝食はトーストに板チョコを挟んだのとカボチャとホウレン草とチーズを和えたやつ。まぁ最近の朝食はいつもこんな感じ。朝食を食べない人に比べたらよほどしっかりした朝の始まり。にもかかわらず元気がない。おはようございます、の声に覇気がない。気分が悪いわけでも機嫌を損ねている訳でもないけれど元気がない。そんな日もあるよね、ちゅーことでそのまま午前を乗り切る。午後はそれなりに盛り返してきたけど、それでもいつもと同じかちょっと低いくらい。ただね、仕事をするだけならこのくらいが丁度いい。
終業。バス。電車。駅ビル。ちょっと寄り道して久々にCD屋さんで買い物したり本屋で雑誌を立ち読みしたり。で、帰って、あ、そういえばやらなきゃならない事があるんだった。まだ終わってないんだった。やばいやばい。テキストを引っ張り出して頭を掻きながら通信教育。終わってないのにそのまま夢の中。



起床。時計を見たら11時で、げげっ、なんて漫画みたいな科白。焦ってベッドを抜け出し外は雨。ちゃかちゃかっと単位取得レポートを終わらせて、今日が提出期限なので行く先は郵便局でなく専門学校。提出。ごくろうさまです。いやいや、早くやらなかったのが悪いんです。その後は一日じゅう波形とにらめっこ。天気が悪いせいか昨日から頭が少し痛い。薬を飲むほどじゃないのが逆に性質悪い。


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魔女狩りの背景には森林破壊と気候悪化があったという説があるらしい。17世紀のヨーロッパでは森林破壊が深刻な問題となっていて、そのために土地が痩せ小麦が不作になり、結果としてパンの価格が高騰。人々は貧しく栄養失調になり、そんな最中、小氷期と呼ばれる気候悪化が直撃。洗濯物を乾かすための薪は森林破壊によって高騰しているので衣類は乾かず、ノミが大発生。そこを感染源にペストが流行。人々の抱く不安や恐れが魔女狩りを助長させた。ということらしい。
風が吹けば桶屋が儲かる」ではないけれど、森林破壊や気候悪化がもたらす問題が連鎖した結果、魔女狩りのような異例の集団ヒステリーが起こるというのなら、現在の温暖化や森林破壊も目先の問題だけではないもっと全く予期しなかった問題が起こるかもしれない。例えばこんなの。
温暖化により平均気温の上昇。それに伴い高温多湿を好むゴキブリなどの昆虫が大発生。また森林が少なくなることにより今まで森で暮らしていた虫たちが住処を追われ街へ進出。虫たちは次第に都市の環境に順応し、都市部でも奇怪な昆虫を見ることが多くなってくる。そのうちに人々は虫に対する嫌悪感を薄め、虫と人との共存が実現。温暖化によって引き起こされた作物の不作により食糧事情は切迫した状態になっていて、そこへ虫が大量発生したものだから、人々は虫を食料として捕獲。嫌悪感が薄れているので虫を食べることになんら抵抗もおぼえず、昆虫食が慣習化する。これは恐ろしい話。しかし昆虫食の慣習化して一番追い詰められるのはほかでもない、虫食い芸人こと佐々木孫悟空。虫を食べることをほぼ唯一の芸にしている佐々木孫悟空は「孤高の虫食い芸人」から「孫悟空のコスプレをしているただのオッサン」に成り下がってしまう。つまり僕が初めて彼を知ったときのあの衝撃を感じる人がいなくなるということなので、まぁたいした問題じゃないかもしれないけれど、もしかしたら廃業した佐々木孫悟空は虫よりも奇抜なものを食べ始めるかもしれなくて、それはちょっと止めてほしい。
なんて、色んな問題が起こるかもしれない。