ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

10月28日

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昨晩から今朝にかけてオールナイトで映画を見に行っていたので帰宅したのは朝の6時。シャワーを浴びたり少し調べ物をしていたら8時になってしまい慌てて就寝。
11時、母からの電話で目を覚ます。「わかってる?」と受話器の向こうから母の声。わかってる、今日は法事があって自宅から自転車で5分ほどの距離にある父の実家へ行かなきゃならない。法事が始まるのは11時。立派な寝坊。今朝、知人に「俺、最近寝坊しなくなったんだよね」と得意げに話していたことを思い出して、情けない気持ちになる。あれ撤回。寝坊は現役です。急いでベッドを脱出し、身支度を済ませて父の実家へ。黒い靴だらけの玄関に自分の履いてきたモーブスのスニーカーはどうにも不似合い。
法事。印象の良くないお坊さんが放つ単調なメロディ。眠気が少し。
法事終了後、ご飯を食べに行き、そこで出てきたイチジクを啄ばみながら姉とイチジクコバチの話。イチジクコバチ無花果の中で生まれて、そこで交尾をする。その後オスは、メスが無花果の外へ出るための穴を開けてやり、そして一生を終える。つまりイチジクコバチのオスは無花果の中だけで一生を遂げるということ。その間にすることは交尾とメスの手助けだけ。って、そんな話。姉が、動物のこういう話はあったかい気持ちになるね、と呟く。確かに。例えば、猫のペニスにはトゲがついていてメスは痛がるんだけどその刺激が排卵を促すんだよ、って話ですらなんとなくだけど温かい気持ちになる。(なるか?)
帰宅。2時間ほど休憩。ニック・ドレイクのファーストをリピート再生。5時からバイトへ。
再度帰宅。入浴。

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法事で使った饅頭の賞味期限を眺めていて何か見覚えがあるなと思ったらその日付は小学生のころに仲良かった子の誕生日だった。彼、元気にしているだろうか。

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ファイヴ・リーヴス・レフト