ハナムグリのように

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ゴールデンウィーク

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「ゴールデン・ウィーク」って、改めて口にするとその響きはあまりにも荘厳で雄大なものに聞こえる。なのに僕はここ数日間たいした遊びをしていないし、だいたい学生で週に三回しか学校に行っていない身分だから大型連休といっても、学校を二日休んだのとさほど変わらない。そこには荘厳さも雄大さも何もない。むしろ名前のわりに‥、って考えて悲しくなる。



それにしてもここ数日は本当に地味な生活を送っていた。バイトしたり、ブックオフへ行ったり、練習スタジオに行ったり、バイトしたり、就職試験を受けたり、祖母に会いに行ったり。って、とても地味な生活。こんな生活じゃ世間様に遅れをとってしまうかもしれない。おいていかれる!
って、そんなことを昨日の夜中に考えてしまった。だから何かやらねば、と慌ててホットケーキを焼いたんだけどホットケーキを焼いたところで世間様に追いつくかといったら、それは多分に怪しい。焼いている最中もそんな疑問を抱いたから、ホットケーキの生地にバナナを加えてバナナケーキ風にアレンジして焼いてみたんだけど、それで世間様に追いつけるかと言ったら多分無理。間違いなく世間様から置いてけぼりをくらう。それにしても「世間様」って、なんてお婆ちゃんくさい表現なんだろう。
で、まぁ、そんなことを考えていてもメリットは無いんで、ホットケーキの生地にスライスしたバナナを入れるだけで簡単にバナナケーキが作れて、しかもそれにブルーベリージャムはとても相性が良いってことが分かってだけでもゴールデンウィークは有意義な日々だったと、そう信じて生きていこうと思います。そういうことにします。


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諺って言い訳くさいしご都合主義だから嫌いだ。