ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

森田童子とバイトと麻生久美子とコブハサミムシの話

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やっぱり現代社会を生き抜いていると、時折、無性に森田童子が聴きたくなることがある。
あれ、自分は疲れているんだろうか。心が病んでいるのだろうか。なんだかすごく不安になってきたわぁ。なんて思いながらも、学校帰りにブックオフで『僕たちの失敗』を購入。熟聴。ジャケットが怖すぎ。春の木漏れ日の中で君の優しさにうもれていた僕は弱虫だったんだヨネ。 って、はあ。 気分が落ち込んでしょうがないよ。

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この時期の居酒屋バイトはやっぱりきつい。帰りは当然のように深夜だし、数えてみたら週に5日バイトしていて、つまり公務員なんかと同じ出勤率。そして何より、人が忘年ってことで飲み食いして騒いでいる、その手助けを忘年する暇もなくやらなきゃいけないってことが、精神的に重い。この手のサービス業ってのは他人の人生の裏方ね。こんなこと思っている私は、大学を卒業してもサービス業です。分野は全く違うけど。

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何を血迷ったのか『忘れられない花のいろ 麻生久美子ペルシャ紀行』という麻生久美子さんの旅フォトブックを購入。いや、血迷った、って言い方は失礼か。衝動的に買いました。うん。麻生さん、きれいです。

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コブハサミムシという虫は子供が母親殺しをすることで有名らしい。ただ、それには理由があって、コブハサミムシが孵化する時期は餌が少ないらしく、母親が餌となることによって幼虫の生存率を高めているのだとか。だから「母殺し」ではなく「子助け」。母が自分の命を犠牲にしてでも子供を助けているということ。
って話をきいて、あら、コブハサミムシは素敵な虫じゃん。なんて思って画像を検索したら、ちょっと怖い。こいつが母親を食べているのを想像すると、母殺しと言われても仕方ないなぁと思う。これ

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ぼくたちの失敗 森田童子/ベスト・コレクション

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