ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

日本上空で

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深夜、日本上空を飛ぶ飛行機から街を見下ろすのは面白い。街の明かりが巨大なイルミネーションのように輝く。
九州はとても明るくて街の形がよく分かる、というより九州のその島全体の形すら確認できそうだ。四国あたりはとても地味で、そこから派手になってきたけれどこれは大阪かな、なんて想像を張り巡らせてしまう。バスガイドさんみたいな場所の説明をしてくれる機内アナウンスでもあればいいのになんて思う。(一部の人以外にはとても迷惑だろうけど)
名古屋に近づく頃には空も少し明るくなってきて窓の外から目を離すと、隣の席の人も僕と同じように窓の外を眺めていたことに気づく。「反対側の席だったら日の出が見れたんでしょうね」「そうですね」と。そこからしばらくの間、その隣の男性とお喋り。5日ぶりの日本語に心が安らぐ。あと30分もしないうちに着陸だ。
着陸前のアナウンスで外の気温が9度だと告げられる。気がつけばもう、冬。

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ベトナムから帰国して3日間寝込んでいた。いや、寝込んでいる。現在進行形。
症状は腹痛に水下痢、吐き気に高熱。医者にはもし血便が出るようなら大きい病院に行ってくださいと言われたけれど、幸いにも血便はなし。典型的な胃腸炎だ。ベトナム料理はあまり自分に合わなかったけれど、これは合う合わないを通り越して何か悪いものを食べたのかもしれない。今は早くお腹を治して好きなものをたらふく食べたい。