ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

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自分の考えや価値観がある程度は正しいと、そう思ってなきゃ生きていけない。

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起床。冬がきて空気が澄んで、富士山がとてもキレイ。
試験を受けるために久々に東京。今住んでいる場所が田舎町だからか、人ごみにもまれて少し酔う。なんて息苦しい街なんだろう。今ままではこんな事無かったのにな、と弱めの感嘆符。この人混みに息苦しさを感じる自分に少し寂しさを感じたり、でもどこか嬉しかったり。
で、会場について試験。出来は散々なもので、こんなんでは結果を待つまでもなく不合格なのが分かりきっている。だからといって悔しい訳でもなく、ただ疲れたな、眠いな、と思いながら街を歩き回って夕方、新幹線で帰宅。通路を挟んで隣りの席ではサラリーマンが熱く仕事の話をしている。仕事の話に熱くなれる人を羨ましく思う。
コンビニでお菓子を買って帰宅。

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足掛け2年、ようやくドラマ「アリーmyラブ」のDVDを5シーズン全て見終わった。中学生の頃にNHKで放送していたのを見て、学生の頃に民放で深夜に放送していたのを見て、社会人になった今、DVDボックスを買って見返している訳だから計3回、このドラマを見ている事になる。自覚はないけれど、たぶんファンだ。でも残念ながら自分の同世代にこの「働く女性の等身大」を描いたドラマを見ている男子は当然のように少なくて、誰ともアリートークをすることができないのが凄く寂しい。
それにしてもアリーMyラブのファイナルシーズンは何度見ても無茶苦茶だと思う。このシーズンで主人公のアリー(30代前半、未婚、弁護士)は唐突に一軒家を買って、さらに卵子バンクのミスかなにかで10歳の娘が登場。しかもボンジョビのジョンボンジョビが彼氏としてレギュラー出演するのだから、こんなの「働く女性の等身大」を描いたドラマとしては破綻している。家持ち子持ちで彼氏がロックスターだ。どう頭をひねっても次のシーズンは作れない。終わるべくして終わったと思う。まぁそんな無茶苦茶なところも好きなんだけれど。

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アリーmyラブ」を見ていた中学生の頃、他に好きだったのが「二人は最高!ダーマ&グレッグ」で、今探していたらYouTubeに動画があった!懐かしい!ダーマが可愛い!

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最近聴いてるもの

LANTERN PARADE / 夏の一部始終

夏の一部始終 [ROSE-126]

夏の一部始終 [ROSE-126]

デビュー以来、過去の音楽遺産からのサンプリングを多用してきたランタンパレードがサンプリングを一切使わずに作り上げたバンド構成でのアルバム。自分はアルバムを全部持ってるくらいだからファン視点なのは避けられないけれど、これ、とても良い。つくづくこの人は歌がうまいなぁと思う。これは逆説的な言い方でも皮肉でもなく、本当に単純に上手いと思う。言葉が自然に耳、心に入ってくる。こういうのを歌がうまいって言うんだと思う。


キリンジ / SONGBOOK

?Connoisseur Series?KIRINJI「SONGBOOK」

?Connoisseur Series?KIRINJI「SONGBOOK」

実はキリンジがセルフカバーした一枚目より提供曲オリジナル集の二枚目の方をよく聴いてる。birdの「髪をほどいて」や鈴木亜美の「それもきっとしあわせ」、藤井隆の「わたしの青い空」などなど、まるでJ-POPの隠れた名曲集。二枚目だけでも買う価値あり。


テニスコーツ / ときのうた

ちょくちょく出してるイメージがあるけれど実質的には6年半ぶりの2ndアルバム。エレクトロニカや音響的な攻め方はせずに(いや、とても音響的に攻めてるけれど音響系ではない)すごく純粋な歌ものアルバム。素敵。休日の午前中にこんなアルバムを聴き始めたら、きっと夕方まで部屋でボンヤリしてしまう。