ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

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よく手の親指をつる。手の親指をつった事ない人からすると手の親指がつるなんて想像できないらしい。情けないー、と言われるけれど、つっちゃうのだから仕方ない。僕にはどうしようもない。

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駅から10分くらい歩くと塀にぶち当たって、あぁここが小石川公園なんだな、と分かったはいいものの入り口が分からない。道行くおばあさんに「入り口はどちらですか?」と訊ねると「塀の終わったところ」と答えられる。それはそうだろう。迷路だって塀伝いに歩けば出口へ出られるんだ。ましてやここは公園で、外周が何万キロとある訳じゃないのだから塀の終わりに門が無いはずは無いだろう。と思いながらも「ありがとうございます」と礼を言ってまた歩き出す。それから数分歩いても一向に門が現れないので一旦諦めて大通りへ出ることにする。昼食でもとろうと思い適当なレストラン、定食屋、ないしは喫茶店を探していたのだけれど、どれだけ探しても目に入るのは中華料理屋かクリーニング屋か印刷関係の会社ばかり。この街はどうなってんだ。しばらく歩くとカレー屋さんがあり結局そこに入る。お昼休憩中であろうOLさんたちのガールズトークをぼんやりと盗み聞きしながら食事。食後、カレー屋さんを出てそこから小石川公園へ向かうと意外なほどあっさりと入り口が見つかる。300円払い入園。広くて静かで人が少ない、素敵な場所だった。
老後の趣味にカメラを選ぶ人はどれくらいいるのだろう。経験上、平日に植物園へ出かけると入園者の8割9割はそんな老人たちだ。高価そうなカメラを担いだ老夫婦であったり何かのサークルなのか数人のグループで撮影している人も多い。多くの場合彼らはフォトジェニックなものが好きなのでシダレザクラとかに群がっていて温室だとかカリンの森とかには足を運ばない。みんなで群がっているからシダレザクラを撮っているというより記念撮影みたいになっている気がする。まぁ、それはそれでピクニックっぽくて楽しそうなんだけれど。ちなみに僕の目的は温室で、これが想像以上にしょぼかった。入り口で手にしたパンフレットに温室の建て替え整備募金の告知が出ていたので嫌な予感はしていたんだけれど(‘著しく老朽化しています’なんて書いてあるんだ)、まったくもってそのとおりで公開されているのは温室の一部だし、残りの部分は外から見るとまるでジャングルだった。早いところ建て替えてあげてほしい。

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下北でゲイにナンパされた。いや、ナンパというより結構ストレートな性的なお誘いで、ここ数年で一番怖い体験だった。セクハラされた女の子ってこんな気持ちなんだろうか。
そのことを職場で話したら「へぇー逆ナンだねー」と言われたけれど、この場合なにが逆でなにが逆じゃないのか良くわからない。