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毎週楽しみにしていた「東京ラブストーリー」がついに最終回を迎えてしまった。なんて書くと、どういうこと?と思う人が多いと思うけれど、実は僕の住む街ではあの月9ドラマの名作が火曜日の深夜2時というとんでもない時間帯に毎週二話ずつ放送されていたのだ。素晴らしい。
僕はドラマをあまり見ない人だけれど「東京ラブストーリー」にはハマってしまった。もちろんリアルタイムではちゃんと見てなくて(だって当時僕は6歳だ)、話の断片を少し知ってるかな、くらいで今回見始めたのだけれど、これが破格に素晴らしかった。キャスティングも、主題歌も、鈴木保奈美演ずる赤名リカのセリフの名言度合いも、関口の登場するタイミングの悪さも、永尾カンヂの優柔不断さも、三上君のはまり役っぷりも全て素晴らしかった。でも何より素晴らしかったのは、あの話は別れのストーリーだってことだ。あまり恋愛ドラマを見ていないから偉そうな事は言えないけれど、きっと多くの恋愛ドラマは主人公とヒロインが結ばれるまでを描いたものなんだと思う。なのにこのドラマは第四話でリカとカンヂが結ばれてしまう。え?もうハッピーエンドじゃーん、完結じゃーん。と見ながら僕は思ったのだけれど甘かった。残り7話を使ってジワジワと二人は別れる事になる。最終話で二人は完全に別れて僕はこれが別れのドラマだったのだとやっと気付く。普通に考えたら最終回に主人公とヒロインが別れるって無茶苦茶な感じがするけれど、でもそこには恋愛的なドキドキ感があった。思うに、このドラマは出会いを描いた「ラブジェネレーション」とか「ロングバケイション」とか「やまとなでしこ」とかとは得られるドキドキの意味合いが違うんだと思う。今見るとベタなシーンの連続だけれど、内容はある意味で異端。それなのに放送から20年経った今でも新鮮な気持ちでドキドキする事が出来るのは、恋愛の本質ってきっと出会ってから結ばれるまででなく、結ばれてから別れるまでなんじゃないかっていう、で、当たり前なんだけれど、そこがうまく描けたら恋愛する事に憧れる女の子だけじゃない無駄に現実的な男の子からも支持される恋愛ドラマが作れるんじゃないかと、そんなことをフジテレビに伝えたい。

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起床。眠いし、なんだか気分が重い。仕事なんて行きたくなーい、とぼやく。
それでも仕事をしなければ生きていけないので出勤。出かける前に母が「さっきテレビで見たんだけれどさ、あなたみたいなのは‘新型の鬱’って呼ばれるみたいよ」とセラセラ笑っていた。新型の鬱?何それ。詳しい事を聞かずに出勤。母のポータブルMP3プレーヤーを借りて家を出る。イヤホンからスロウダイブ。気分の乗らない朝にスロウダイブを聴くのは新型の鬱なのか?20年も前のバンドだけれど。
出勤。さすがに10月も半ばになると肌寒くなってくる。空気の質感も変わる。空の木目の細かさとかも違ってくる。やっぱり秋は好きだな、と思う。で、仕事。もくもくと働く。で終業。
夜、飲み会に参加する。おそらく朝から僕の心をブルーにしていたのはこの飲み会。職場のメンバーとの飲み会。誤解ないように言っておくと僕は職場で人間関係がうまくいってない訳ではなくて、表面的にペラッと付き合うだけなら自分で言うのもあれだけれど僕は誰とでも笑顔で喋る事が出来るくらいの器用さは持っている。だから職場での会話程度ならうまい事立ち回れる。でもお酒が入って数時間喋るとなるとそれは話がまたちょっと違って、とくに今日の飲み会メンバーは自分とは性格が違う、というか心の絶対温度が根本的に違うタイプの人たちだから会話の波長を合わせるのは困難で今日の飲み会は苦痛だろうなと容易に予想できる。で、その予想は的中して僕は苦痛を味わう。四時間半の拷問。
自分と彼ら(彼女ら)との繋がりは同じ会社に勤めている、ってことだけだから会話は自然と仕事の話に向く。でも残念な事に(これは一方的に僕に問題があるのだけれど)自分は終業時刻を一分でもすぎたら仕事の事なんて考えたくなくて、それだからプライベートで仕事の人と会うなんて真っ平だし、ましてやお酒を飲みながら会社の今後について熱く語るだなんて反吐が出そうなことと思うような人間。それにそもそも会社の今後なんて興味ないし。だからこの飲み会での会話に僕がうまく付いていけるはずがない。さらに良くない事に、ひたすらに続く「うちの会社の業績が下がってるのは誰のせいか」っていう誰も明言はしないけれど彼ら(彼女ら)の会話の命題の、その答えが他でもない心のねじ曲がった僕のようのな社員なので、彼ら(彼女ら)がどれだけ意識的に喋ってるかは知らないけれど僕は一人で集団リンチに会ったような気分になる。そもそも彼ら(彼女ら)は自分が集団リンチをしている事に気付いているんだろうか。多分気づいてないな。そうであってほしい。気付いているならばそれは残酷すぎる。そして時間は流れて、会社の話題が一旦終わって私生活の話題になったとき、飲み会の席で繰り広げられたのは僕以外の全員の趣味であるゴルフの話だったから僕は「ジーザス」ってハリウッド俳優のように呟く。心の中で。もはやオアシスを奪われたんじゃ俳優のように人格を替えて挑むしかない。苦痛、苦痛、でやっとお開き。解放される。
帰り道、いつもの場所でいつもの猫を見かけれる。ただ今日はいつもと違ってよく鳴くし、それに妙に甘えてくる。どうしたのかな、と思ってでもそのまま帰ろうとすると後ろから僕の後を付いてくる。結局僕の家まで付いてきたので冷蔵庫からチーズをとってきて食べさせる。猫が餌を食べてるところって可愛すぎる。ずっと見てたいけれど、そういうわけにも行かないので猫を元いた場所まで送り届ける。たぶん信号を渡ってるし一人じゃ帰れないから。まぁ送り届けると言っても僕の後をひょこひょこ付いてくるんでそのまま僕は歩いていく。で、後ろを猫が付いてくる。通りすがりの女子高生に変な目で見られる。というかなんでこんな時間に女子高生がいるんだよ。とにかく、元の場所まで戻ったら猫が香箱を組んだので安心して家に帰る。すこしだけ雨が降る。お風呂に入って、早く、眠りたい。




起床。11時半。8時くらいにも一旦目が覚めてるけれど、それでも9時間以上寝てることになる。外は気持ちよく晴れていて良い天気だ。空が高い。昨日買ったCDを流しながらパソコンさわったり本読んだり。で、三時くらいになって家を出る。
姉が知り合いとマンションの一室を借りて自分たちの作品の展示販売を行なってるというので見に行く。実際行ってみるとそこはマンションの一室とは言えど生活感ゼロの内装を白で統一した素敵な場所だった。あぁこういう服屋さんとか中古レコ屋とかあるよね、みたいな。隣の部屋は雑貨屋さんだったし。で、姉と少しお喋りして帰りにそのマンションの下にあるケーキ屋さんによって栗のタルトとカフェオレ飲んで、帰りに街でウィンドウショッピングして帰宅。
夜、肌寒くなって、上着を着て、ホットコーヒーを飲んで、何度目かの秋を実感する。

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EVERYTHING IN BETWEEN (IMPORT)

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What It Means to Be Left-Handed

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Color Your Life

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学生の頃は流行のロックって今ひとつピンとこなかったけれど、ここ最近のNoAgeやDeerhunterなんかの流れは凄くしっくりくるしカッコいいなと思う。