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くだらない、本当にしょうもないボケや冗談に対して、もはやフォローとも呼べるような突っ込みを入れてまでもどうにか笑いに持っていく努力をしてしまうのは自分の悪い癖だ。一度でも「ちゃんと突っ込みますよオーラ」を出してしまうとある種のツマラナイ人は執拗にボケてくるってことをちゃんと理解できてない。場合によっては無視や冷たい視線を投げかけなきゃいけないんだ。その人のためにも。
なんて思いつつ、自分だって「ちゃんと突っ込みますよオーラ」を出した人に甘えて生きているのかもしれない。と、ふと思ったり。
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起床。秋っぽくなったとはいえ、やっぱりまだ暑い。とろとろのピーチジュースを飲んで出勤。美味しい。
いつものようにのらりくらりと仕事をする。女子高生と喋る機会があって、まぁ、のらりくらりと喋る。自分は別に女子高生に欲情する性的嗜好がある訳じゃないと先に断って書くけれど、制服を着た女子高生ってのは確かにえっちぃ空気感がある。発育が止まる寸前の少女が持つ独特の卑猥さ、なんて言ってしまうと、なんだかただのヘンタイさんみたいだけど、そういったパワーが確かにある。凄いなぁと思う。
で、終業。夜はいくぶん涼しくなった。コンビニに寄って帰宅。帰路、野良猫とじゃれ合う。人に対して警戒心が全くないのか「ちょっと食べ物でも置いていきなよ」ってたぶん翻訳するならそう言っているような声で近づいてくる。グニャー。で、あっ、っと思う。そういえばさっきコンビニで生ハムを買っていたんだった。最近の自分は仕事帰りに安い生ハムとコーラを買って、風呂上がりにそれらに舌鼓を打つという大人になりきれない感じのマイブームがあって、そのためにさっき生ハムを買っていたんだった。手際悪く封を開けて生ハムを猫に食べさせる。猫、生ハムに興奮。自分、ほくそ笑む。
野良猫をみつけるとちゃんとご飯を食べれているのか心配になって餌を与えたくなる猫好きは多いけれど、そんな心配は多くの場合杞憂で、少なくともこの野良猫に関しては数ヶ月の間同じ場所で見かけているのだからこの場所で安定した食事がとれるってことなんだろう。そんなことは分かっている。にもかかわらず餌を与えたくなるし、むしろ自分以外の誰かから餌を貰っていると考えると若干のジェラシーを覚えて餌付けしたくなる。そんな自分はとことん馬鹿だ。学生の頃、神話学かなにかの講義で猫は女性の象徴、犬は男性の象徴だと習った記憶がある。なるほど、そう考えると今の自分の行為なんてのは愚かな男そのもので、愛されてなさそうな女性(猫)に勝手に愛おしさを覚えて、愛をたくさん注ぎ込むのだけれど、その女性(猫)って別に愛されてない訳じゃなくて、ほかの男からもたくさん愛されているんだけれど、でもなんだか悲しげな目で見てくるから勘違いして尽くしてしまって、結局自分はすっからかん。生ハムを一枚も食べれないで帰宅。みたいな。
結局、買った生ハムを三匹の野良猫にすべて与えて帰宅。眠い。就寝。
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