ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

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目を覚ます。あっ、いけない寝てしまった、とベッドの上に散らかっている課題を整理する。毎月だ。毎月、通信教育の課題提出期限ギリギリに課題を終わらせる。小学生のときから24歳の今まで何一つ変わってない。宿題に追われていた夏の終わりを思い出す。僕はもっと成長しなきゃいけない。
起きて課題の残りを終わらせる。汗のかいた襟元が風に撫でられてひんやりする。まだ充分すぎるくらい暑いけれど夏はもう、そのうちに終わる。その影がちらほら見える。日が沈むのは目に見えて早くなっているし、寝苦しい夜も少なくなった。
こうやって季節の変わり目に触れたとき、自分はこの世界のサイクルの中で確実に生きているんだと、そう確かに実感できる。職場と家を往復するだけの生活を送っていると、その機械的な行動が感覚を麻痺させるから。季節の変化を感じるのって凄く大切だと思う。

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