ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

1月5日

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自分は人と会話しているとき顔に手をもっていく癖がある。痒くもないのに目をかいたり、鼻を触ったりしてしまう。これはしっかり目を見て会話してくる人を前にするとより顕著に現れる。たぶん人に見られるのが苦手なんだと思う。出来るだけ自分を隠したいって、そんな気持ちが現れてるのかもしれない。
ってことを、人と会話しながら、その人との会話なんて上の空で考えてた。お願い、そんなに目を見ないで、って思った。

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起床。今朝はそんなに冷え込まなかった。うれしい。
出勤。就労。ちょっと忙しい。夕方の5時に仕事場の近くにあるマクドナルドへお昼ごはんを食べに行く。夕方にファーストフードを食べに行くという、このヤングな精神が自分の中にあるってことが嬉しい。
それにしても時間が時間だけに外はやっぱり冷える。空は夕焼け。この時期の午後5時はたぶん夕方と呼べるぎりぎりの時間で、今にも夜の帳が下りてきそう。もう30分と夕方は持ちこたえれそうにない。そんなぎりぎりの夕焼け空が、それに照らされる街がきれい。なんだろうか、夏の夕日とはまったく違う印象があって、それがいい。上手く言い表すことが出来ないけれど冬の夕暮れはガラス玉っぽい。何がどう、どの辺りがガラス玉なのか分からないけれどガラス玉。割ってしまうことだってそれほど難しいことじゃなさそう。でも割れるのは嫌だから、ゆっくり歩いて息を潜めてマクドナルドまで向かう。
定刻。逃げるように仕事場を抜け出してバスに乗って電車に乗って自転車に乗って、家。
夕食。テレビ。入浴。

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出来合いの年賀状にはせめて直筆で一言添えるのが礼儀なんだろうけど、字が破壊的に下手な自分は直筆で一言添えたら逆に失礼に当たるんじゃないかと思って結局何も書かなかった。出来合いのプリントがされているだけ。間違った判断はしていないつもりなのに悔いが残る。当たりのないクジを引くのは好きじゃない。