ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

9月18日

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ぶつくさ言ってるわりに自分は生真面目な生き方をしている方だと思う。きちんと学校へ通って、きちんと仕事して。もちろん、自分はそうでもしなければ生きていけない人間のような気がするからそう生きているだけなんだけど。

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昨日と今日
家を出た朝の10時半、この季節特有の、心がエアポケットに落ちてしまったかのような感覚に包まれる。 すとん。
さわやかな風が吹いて仕事になんて行きたくなくなる。このまま電車に乗って...って、まぁ想いをはせたところで結局は仕事場へ向かうのだけど。でも、本当にこのままどこか遠くへ行けたらどんなにいいだろう。このまま電車に乗って海辺の街へ行って、適当に仕事を見つけて、またどこかへ行きたくなったらそこを離れて。という、そんな根無し草の生活。それが本当の幸せかと言ったらたぶん違うのだろうけど、でもそういう生活に憧れる。そんな年頃。
とか思いつつ、出勤。 就労。 退勤。
夜の9時半、フィッシュマンズを聴きながらバスを待つ。目の前をたくさんのヘッドライトが通り過ぎていって、なんだかちょっとクラクラする。帰宅。食事。ベッドに横になったら、いつの間にか就寝。



8時起床。外は雨降りで、こんな日は一日中ベッドに潜って本を読んだり音楽を聴いたりして過ごしたいと思う。
今日は仕事が休みだから、たぶん本当にそうしようか。

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近所のマンションが外壁工事をしているのか建設中のビルのようにボロッちいシートに覆われていて、その驚くほど味気ない容姿に何故だか魅力を感じてしまう。建設中のビルもそそられるけどあれは建設用の機材やらトラックやら人やらが多すぎてちょっと派手になりすぎている気がするから、それよりもただシートに覆われるだけのこのマンションのほうが魅力的に感じる。味気のない大きい建物って素敵。