ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

#title {color:#666666;}

高校を卒業して以来、ほとんど連絡を取っていなかった知り合いから何年かぶりにメールが来る。内容は「今度、ライブをやるから、もしよかったら見に来てよ」という何の変哲もないもの。ただ、よく読むとそのライブが漫才のライブらしいので驚いた。まさか、僕の知らないところで学校の先生を目指していた人間が漫才師の卵になっていたなんて。しかも全く面白くない人間なのに。こう言っちゃ悪いけれど、その無謀さが面白い。大げさでなく、彼を初めて面白い人間だと思った。


ただ、そうやって面白がっておきながらも、正直に言うと、彼のその無謀さは心の底から羨ましい。そんな無謀な道に進むことが出来ずに、春から自分はごく平凡なサラリーマンになるんだから。うん、ほんとに羨ましい。