ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

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会社から電話があって「先日提出してもらった原稿を書き直してください」と言われた。原稿と言うのは、社内報に載せるために書いた文で、これは新入社員全員が書いているもの。個々の自己PRだとか意気込みなんかを書いた100度程度の文章。
それを書き直せと言われて最初に思ったのが誤字脱字があったのかということ。でもどうやら話を聞くとそうではないらしく、理由は「内容が少しネガティブで社内報に載せるには相応しくないから」らしい。僕的にはとてもポジティブな文章を書いたつもりでいたから、あれをネガティブと捉えられたことがまったく理解できない。僕の文章力が拙かったということは多分にあるんだろうけど、それにしても読解力がなさ過ぎると思う。「‘自分は社会人だ’と胸を張って言えるよう、仕事に励みたいと思います」と締められた文章のどこがネガティブなんだろうか。理解できない。
理解は出来ないけれど、いっても僕も大人なんで、苦言を呈することなく素直に「はい、書き直して再提出します」なんて言って電話をきった。でも、やっぱり納得できない。納得できなさ過ぎて腹が立つ。どう客観的に見ても常識の範囲内で書かれた‘自分の心情’に検閲が入って「少しネガティブだから」という理由で書き直しを迫られるなんて、そんな阿呆なことはないと思う。
会社に入るってのは、つまりこういうことなんだろうか、なんて今さら気づいた。 それはツライな。けっこうツライ。