ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

10月11日-12日

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夜、母が部屋にやってきて「今更だけど今日の11時から明け方5時まで配管工事の関係で濁り水が出るってよ。」って、ほんと今更。時計を見ると11時15分。外ではすでにカンカンカンと工事を始めた音が響いてる。濁り水のシャワーを浴びるのは嫌だから今夜はこのまま寝て、朝シャワーを浴びることに。今夜はシャワーを浴びず就寝。いつもより早めにベッドへ潜り込むもどうにも寝付けない。なんだか不快。シャワーを浴びていないことが不快。ワックスが付いたままの髪の毛が枕に付くのも不快。あまり眠れないまま朝。
朝。シャワーを浴び、身支度を済ませて学校へ。眠い。学校近くの河川敷では大々的に芝刈りが行われていて、清清しい景観。空が高い。授業を二つ受けて帰宅。あまりの眠さにバイトまでの数時間うたた寝ジェームス・テイラーを聴きながらうたた寝。  で、バイト。大忙し。
夜、知り合いから電話。彼の小学、中学の頃の同級生が亡くなられたそうで、お通夜などがあるから予定が変わる、とのこと。普段と同じ調子で会話していたけれど、やっぱりどことなく暗いトーン。会話中の、人って本当に死んじゃうんだね、という彼の言葉にハッとさせられる。あぁ、そうだった。人って死ぬんだ。忘れてた。
もちろん人が死ぬのは当然で僕だってそのことは理解しているけれど、自分が普段から死を意識しているのかといったらやっぱりそれはない。電話の彼を含め僕達は二十歳そこそこで死とは縁遠い存在だから、うかうかしていると人が死ぬって事実を忘れてがちになってしまう。そして、本当に死んじゃうんだ、なんて間抜けな驚きをする。死に対する免疫が低下しているのか。そんな感覚がちょっと怖いと思った。