ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

6月21日

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夜、まるで小学生のようにキャッキャ騒ぎながら車で一時間半かけて海へ向かい、カニ、ヤドカリ、何かの稚魚を捕獲。持参した昆虫用の水槽に砂利を敷き海水を入れ捕獲した生物を投入。そして帰宅。ちょっと冷静になる。あれ、俺なにやってんだ。何でこんなの捕まえてきてるんだ。飼育すんの?えー、できるか。とりあえずネットで飼育法を調べてみたけどなんだか面倒だな。食う?そりゃないな。それにしても狭い水槽でなんだか可哀想だな。でもカニに「辛いわぁ」なんて考えるだけの脳ってあるのか。その辺の感情ってあるのか。わかんない。そんな感情を持ってるほどの高等生物には見えないけど、もし無いのなら「可哀想」なんて思うのは人間の勝手なエゴじゃないか。それはちょっと違う?そりゃカニだって感情の有無に関わらず生きるために、子孫残すために頑張ってるもんね。とか言いながら何の気なしに自分達は生き物を食べてるんだけどさ。でもそれは食物連鎖の一環?生きるために必要なこと?そんなわけない。お腹が空いてもいないのに酒の肴としてカニのから揚げ食べるよ。血となり肉となりしてる訳だから問題ない?じゃダイエットなんてするなよ。殺生して得た肉をぜい肉と呼び、忌み嫌い、燃焼することに必死になる。カニに対して申し訳がたたん。結局自分は自分の幸せの為に生き物を殺して食べるし、それで得たものをぜい肉と呼ぶし、そのくせ捕まえたカニ2匹が可哀想でないかと感傷にふけって、もう一方では「寝たいのにカニがピチピチ煩いなあ」なんて愚痴をこぼして、そうやって回り続ける地球の上で自分は生活して、そして寝ます。おやすみなさい。
たはっ  つまりは、どーでもいいのさ。