ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

3月27日

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10時起床。
とある会社の説明会。スーツを着る。日に日にネクタイを締めるのが上手くなっていくのだけれど、だからといって何も嬉しくない。気が重い。
名古屋のど真ん中で知り合いに会う。あら奇遇ね。どうしたの。仕事。あらそう。僕は会社の説明会だよ。あらそう。がんばってね。じゃあまたね。
説明会。隣に座っていた女の子が僕と同じ大学の子で、喋りかけようかと思ったけど、喋りかけたところで何を話していいのか分からないから止めた。正しい選択。きっと。
帰宅。小休止。
バイト。居酒屋。黙々と皿を洗う。頭の中で「煮てさ、焼いてさ、食ってさ」とメロディーが流れる。そのフレーズしか思い出せない。曲名も忘れた。Aメロも分からない。そもそもこれはBメロなのか?サビか?わからない。知り合いに訊ねる。「あんたがったどこさ、肥後さ、肥後どこさ、熊本さ、熊本どこさ、仙波(船場?)さ、せんば山には狸がおってさ」でしょ。ああ、そうだ。あんたがったどこさ、だ。変な歌だな。昔は音として歌詞を覚えていたから詩の内容なんて考えもしなかったけど、今更ながらこれは面白い歌詞だ。最初は問答。あんた達、生まれはどこ?肥後だよ。肥後のどこ?熊本だよ。熊本のどこ?せんばだよ。(ここで問答は終わり)せんば山には狸がいてね、それを猟師が鉄砲で撃ったんだ。煮て焼いて食べたんだ。それを木の葉でちょっと隠して…。
帰宅。シャワーを浴びる。
アップルジュースは美味しいね。そんなことを思いながら、僕は日記を書いて、そして寝る。