日常から非日常へ

たとえそれがお粗末なものだったとしても、ステージに立って大音量でベースをかき鳴らすって行為は楽しい。　もちろん良くない出来のライブに落ち込んだことはあるけれど、そういったことを全部ひっくるめて、やっぱり楽しい。　今すぐにでも、またやりたい。

僕にとってライブは日常から離脱し、非日常を感じるための儀礼なのかもしれない。これは演奏するだけでなく、ライブを観る場合でもそう。　古来から様々な民族が儀礼の際に幻覚剤を用いてきたけれど、あれは日常を非日常に変え、神に近づく為のパスポートだったんだと思う（詳しくは知らない）。それに対して僕はライブという儀礼においてロックという名の幻覚剤を使う。それで近づける神はジミヘンかもしれないしジム・モリソンかもしれないし、それが誰なのかはわからないけど、とにかくステージに立ってる瞬間、僕はロックスターに近づいている。いや、なっている。傍から見たら恐ろしく滑稽かもしれないけど、もしかしたらヤク中の人を哀れむような目で見られているのかもしれないけど、それでも僕は非日常を楽しみたいと思う。　本物の幻覚剤を服用するのに比べれば、現在の日本においては至極健全な非日常の味わい方だし、それになにより音楽は楽しい。そう、音楽は楽しい。　これ重要。

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日記といっても、これは昨日の話し。
10時起床。　ごろごろしギターを弾き２時過ぎに家を出る。　今日は市内某所でライブ。　買い物をして３時半にライブハウスへ到着。　自分たちの出番は３番目だと思っていたのに着いたら４番目だと言われたので、リハ後は時間がかなり空く。　メンバーと楽器店へ。　弾けない鍵盤で遊ぶ。　コンビニに寄りライブハウスへ戻る。　談笑。　開場。　人、少ない。　まぁそんなもんでしょ。　知ってる人や、知らない人、知ってるけど今日始めて会った人、などに会う。　出番までは時間があるので、今日始めてあった人とマクドナルドへ行って三角チョコパイを購入。　６個頼んだら出てくるのに７分かかった。　ライブハウスへ戻る。　談笑。　ライブが始まる。　課題は残るものの予想通りかやや上出来。　だったと思う。　音源を聴くのが楽しみ。　ライブ後、観に来てくれた人達にお礼を言う。　ありがとう。　本当にありがとう。　帰宅。　先日録画しておいたハービー・ハンコックのライブ映像を見る。　刺激的。　購入した雑誌を眺めつつ、気づいたら就寝。　11時間近く寝る。　起床。　目が腫れてる。　部屋の電気を点けたままだった。 ３時。　電気を消す。　ギターを弾く。