実りある夜を過ごしていると思われるための、ちょっとした改善

明け方に寝ます。
と言うと、十中八九「じゃあ、朝まで何やってるの？」と返される。　　で、答えに困る。
実際、僕が朝までやっていることといえば、ネットサーフィンをしたり、音楽聴いたり、テレビをふわふわ観たり、読書したり、アンプラグドでエレキギターをかきむしったり、うどん茹でたりといった些細なことであって、特にこれといったことはしていない。だから、先の質問を受けると「んー、特に何もやってませんよ」と安易に答えてしまって、そんなことだから「あぁ、きっとこいつは夜通し口をぽかんと開けて天井を見ているんだ、本当に何もやっていないんだ」と思われてしまっている可能性も有りかねなくて、それがちょっと怖い。
（それにしても「テレビをふわふわ観たり」って何だその表現。自分の言語感覚を解体してファブリーズかけて天日干しして再構築したいわ。）
なので、今度からは「文化的な生活を送っています」と答えることにしようと思う。文化的な生活。うどんを茹でる、以外は該当している気がする。まぁ、こんなことわざわざ書かなくても良いんだけど、ただ今までは何と答えたら良いのか迷った挙句「特に何も」と答えてしまっていたのだから、今日こうやって文字に起こしたことで、今度から悩まずに「文化的な生活を送っています」と答えれると思う。たぶん即答できる。「文化的な生活を送っています！」、具体的には？と訊かれたら「んー、音楽鑑賞とか、読書とか」と答えればいい。ただ単に「音楽聴いてる」と答えるよりよっぽど実りある夜を過ごしていそうに聞こえるし、ましてや「特に何も」と答えるのに比べたら月とすっぽん。　よし、これでいこう。

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今日、‘君、さん’付けで呼び合う程度の間柄の人に「えー気持ち悪いー」と３回言われたので、たぶん本当に気持ち悪かったんだろうなぁ。