ハナムグリのように

日々のあわ 思ったこと、聴いた音楽や読んだ本のことなどを

一日の断片と夢の話

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寝る前に本を読む
電気の明かりが眩しいので左目を閉じて右目だけで読んでいたら、なんだか右目がジーンとなった。だから右目と左目を交換して読んでいたのだけど、どうも読みづらい。 左目で本を読むのは苦手みたいだ。 結局、右目に戻して読んでいたら、またジーンとなった。
きっと眠いんだ。
電気を消して、目を閉じる。 でも、眠りにつくまでにはそこから一時間はかかってしまう。



三日に一回は訪れる、一日の断片。

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安部公房は枕元にテープレコーダーを準備して、目覚めたときに見た夢を生け捕りにできるようにしていたらしい。 『笑う月』はそのようにして捕らえられた夢のスナップ集。
僕も見た夢を忘れないよう、目覚めてすぐ携帯電話にメモするようにしている。 でも、その大半は人に話したりブログに書いたりすることが出来ない(したくない)ような下らない夢ばかりで、自分の深層心理がほとほと嫌になる。
昨日見たのは、こんな夢。
ここは動物園。 屋内で、僕の前には熊がいる。 でもその熊は外見がどう見ても熊なんだけど実はデビット・ボウイで、それがデビット・ボウイだってことを何故か僕は知ってる。 そして、何故かその熊のデビット・ボウイに僕は追いかけられる。 外見は熊だから当然怖いんだけど、中身がデビット・ボウイだからさらに怖い。 しかも途中で熊がバリカンを使って自分の体毛を剃り始めて、そしたらちゃんとデビット・ボウイ(ジギー・スターダストの頃のボウイ)になって、それで追いかけてくるから本当に怖い。 そして恐ろしいことに、僕を追いかけるのはボウイだけじゃない。 ジョンレノン、彼もまた僕を追いかけてくる。 ちなみに、この夢の中で僕は僕じゃなくてポールマッカートニー。 ここまでくると、本当に意味がわかんない。 ジョン・レノンと見た目が熊のボウイがポールマッカートニーを追いかけるアット動物園、って構図。 さっぱりだ。 さっぱり理解できない。 
追いかけられる夢というのはいかにも夢診断できそうな内容だけど、見た目が熊のデビット・ボウイってのはフロイトならどんな診断をくだすだろうか。


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全然関係ないけど、来月のスタジオ・ボイスが面白そう。
タイトルは『非=入門的ロック・ガイド』
内容は「結成三十周年、クラッシュと南米左派」やら「カート・コベインを巡る陰謀説」やら「遠藤賢司 インタヴュー」やら「‘至高のロック’ディスクガイド100」やら。 やらやら。